【Over40】親の介護で不安なこととは?(40歳~60歳代の本音)

プルデンシャル ジブラルタ ファイナンシャル生命保険株式会社が、2023年11月15日に「『おとなの親子』の生活調査2023」の結果を公表しました。同調査の概要は以下の通りです。

  • 調査タイトル:『おとなの親子』の生活調査2023
  • 調査対象:ネットエイジアリサーチのモニター会員を母集団とする70歳以上の実の親がいる40~69歳の男女
  • 調査期間:2023年9月29日~10月2日
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査地域:全国
  • 有効回答数:2000サンプル
  • 調査協力会社:ネットエイジア株式会社

Over40たちが「親の介護」で不安を感じることとは?

同調査の対象は、70歳以上の実の親がいる40~69歳の男女。いま親を介護中の人から「介護予備軍」までさまざまでしょう。

「親の介護で不安なこと」として、以下のような回答が挙がっています。

  • 1位「精神的負担」(27.8%)
  • 2位「体力的負担」(26.7%)
  • 3位「介護と仕事の両立」(22.6%)、
  • 4位「介護に関する情報や知識が足りない」(20.1%)
  • 5位「介護費用が足りない」(18.3%)

「体力的負担」は、女性が 33.2%と、男性(20.2%)と比べて 13.0 ポイント高いですね。

同居親子と別居親子を比較すると、同居親子では「精神的負担」が 38.2%、「体力的負担」が 35.1%と、
別居親子(順に 25.1%、24.4%)と比較して10ポイント以上高くなりました。

「介護費用が足りない」と答えた人の割合は、全体で18.3%、男女別にみると、男性は16.2%、女性は20.4%でした。また年代別に見ると40歳代が22.8%、50歳代が19.0%、60歳代が13.1%と、年を重ねるごとに下がっています。

介護者もしくはその予備軍として、親の介護への責任を担う40歳~60歳代たち。いざ介護が始まったときに備え、費用面での見通しが立てやすくなっていると安心できますよね。

では、Over40のうち、親の資産状況を知っている人はどのくらいいるのでしょうか。次で見ていきます。