2025年は「団塊の世代」が全て75歳以上となり、介護を必要とする人は今後増えていきます。

介護のキーパーソンとなるのはほとんどの場合、その子どもたち。”Over 40(40歳代以降)”ならば、急にやってくるかもしれない親の介護に向けた心の準備をしておきたいですね。

内閣府の「令和4年 高齢者の健康に関する調査結果」によると、65歳以上の実に85.2%が、介護が必要となった場合、介護費用を自分自身の資産から捻出すると回答。

でも教育費や住宅費とは違い、介護費用は「いつから、どのくらい」必要となるかが予想しにくい出費と言えます。ある程度の年齢になったら老親の資産状況をざっくりとでも把握しておけると安心ですね。

とはいえ、資産や収入など「お金の話」は家族同士でも内緒というお宅も多いはず。みなさんはどうでしょう?

今回は、2023年11月15日に公表された調査の結果を交えながら「親の介護」とお金について考えていきます。