3. 梅干しの年間支出額はどれくらい伸びたか

梅干しに関する年間支出額は対前年同月比でどれほど伸びたのでしょうか?

2023年9月時点の小売価格をもとに、1ヶ月に梅干しを1kg消費した場合のシミュレーション結果を比較してみましょう。

3.1 2023年9月時点の価格で1ヶ月に1kgの梅干しを消費した場合の年間支出額

※2023年9月時点の小売価格をもとに計算した梅干しの年間支出額(前年同月からの金額の変動幅)

  1. 宇都宮市:3万4764円(+8640円)
  2. 所沢市:2万3784円(+6084円)
  3. 立川市:2万6820円(+4848円)
  4. 川崎市:2万5992円(+4080円)
  5. 松江市:2万2440円(+3720円)
  6. 静岡市:2万8416円(+3024円)
  7. 富士市:2万4696円(+2604円)
  8. 鳥取市:2万5416円(+2436円)
  9. 山形市:2万5200円(+2424円)
  10. 名古屋市:2万6436円(+2244円)

※1kg×12ヶ月で計算

1位の宇都宮市では年間8640円の増加となっています。

1ヶ月に2kgなら1万7280円、3kgなら2万5920円の増加です。

なお、令和4年における栃木県の賃金は296.6万円です(出所:厚生労働省「令和4年賃金構造基本統計調査」)。

1ヶ月に1kgの梅干しを消費した場合、賃金に占める年間支出額の割合は1.17%となります(小数点第三位を四捨五入)。