休日の家事・育児時間はどのくらい?担当する家事の種類も
前章にて、男女の半数以上が「家事・育児は夫婦で相談して分担するもの」という、分担の意識を持っていることがわかりましたが、実際はどのくらい家事・育児を分担できているのでしょうか。
株式会社ネクストレベルの調査データによると、仕事がない休日の「家事・育児にかかる時間」は、男性が平均3.1時間、女性は5.1時間となり、女性のほうが約1.6倍長く家事・育児を行っていることがわかりました。
「仕事をしている女性」だけで、上記調査の結果を抽出しても、休日の家事・育児時間は約5時間となり、仕事の有無による大きな差は見られませんでした。
なお、担当している家事の数においては、男性が5.2項目なのに対し女性は17.5項目と、時間だけでなく項目においても約3.4倍女性のほうが多くなっています。
家事の種類別では、男性は「ゴミ出し」、「皿洗いや食事の片付け」「風呂掃除」が続いています。
一方で女性は「調理」、「献立を決める」「食材を買いだす」が続き、食事に関する項目が続く結果となりました。
男女の担当している家事の種類の上位を比較すると、女性のほうが時間のかかる家事を担当しており、家事の項目数が多いことと、一つ一つの家事に要する時間が長いことから、トータルの家事の時間が男性よりも長くなっているのだとうかがえます。