インフレによって商品・サービスの値段が上がり続けています。

日々の値段チェックが重要になりつつありますよね。

そこで本記事では1年前に比べて水道工事費が最も値上がりした都市ランキングを紹介します(対象は都道府県庁所在市および人口15万人以上の市)。

最後にインフレから資産を防衛する手段も紹介するので、お金のやりくりを効率化したい方はぜひ参考にしてください。

※本記事における水道工事費の値段は総務省「小売物価統計」に基づきます(修繕工事,トイレのボールタップ交換,材料費を含む1回)

1. 水道工事費が1年前に比べて最も値上がりした都市は長崎市の+7580円

2023年9月時点、1年前(2022年9月)と比べて水道工事費が最も値上がりした都市TOP10は以下の通りです。

1.1 <水道工事費が最も値上がりした都市TOP10>

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の価格)

  1. 長崎市 +7580円(1万8780円)
  2. 前橋市 +6800円(1万9600円)
  3. 甲府市 +6600円(1万5950円)
  4. 山形市 +5665円(2万8325円)
  5. 神戸市 +4125円(2万1675円)
  6. 函館市 +4110円(2万2110円)
  7. 横浜市 +4097円(2万1450円)
  8. 府中市 +3300円(1万7600円)
  9. 宮崎市 +3250円(1万7500円)
  10. 北九州市 +3245円(1万8590円)

水道工事費が1年前に比べて最も値上がりした都市は長崎市(+7580円)でした。

1.2 長崎市の水道工事費の値段推移(円)

出所:各種資料をもとに筆者作成

2. 水道工事費が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は福岡市の▲9780円

水道工事費が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市TOP10は以下の通りです。

2.1 水道工事費が最も値上がりしなかった都市TOP10

※前年からの価格の変動幅(2023年9月時点の価格)

  1. 福岡市 ▲9780円(1万2100円)
  2. 長野市 ▲2025円(1万6290円)
  3. 札幌市 +0円(3万1500円)
  4. 仙台市 +0円(1万3750円)
  5. 宇都宮市 +0円(1万6775円)
  6. 小山市 +0円(2万900円)
  7. さいたま市 +0円(2万7625円)
  8. 川口市 +0円(1万4300円)
  9. 浦安市 +0円(8800円)
  10. 八王子市 +0円(1万9500円)
  11. 立川市 +0円(1万5700円)
  12. 川崎市 +0円(2万7000円)
  13. 横須賀市 +0円(2万2000円)
  14. 長岡市 +0円(2万2000円)
  15. 富山市 +0円(2万4000円)
  16. 金沢市 +0円(1万6390円)
  17. 福井市 +0円(9350円)
  18. 松本市 +0円(1万5400円)
  19. 浜松市 +0円(1万3420円)
  20. 名古屋市 +0円(1万6250円)
  21. 津市 +0円(1万8150円)
  22. 松阪市 +0円(1万7600円)
  23. 大津市 +0円(1万6050円)
  24. 堺市 +0円(5500円)
  25. 枚方市 +0円(8000円)
  26. 東大阪市 +0円(1万3200円)
  27. 姫路市 +0円(1万8000円)
  28. 伊丹市 +0円(1万8546円)
  29. 和歌山市 +0円(1万2705円)
  30. 鳥取市 +0円(2万2495円)
  31. 松江市 +0円(1万5895円)
  32. 岡山市 +0円(1万1000円)
  33. 広島市 +0円(1万4575円)
  34. 高松市 +0円(1万9168円)
  35. 今治市 +0円(7700円)
  36. 佐賀市 +0円(1万7000円)
  37. 佐世保市 +0円(1万6500円)
  38. 大分市 +0円(1万8150円)
  39. 鹿児島市 +0円(1万9250円)
  40. 那覇市 +0円(1万8285円)

水道工事費が1年前に比べて最も値上がりしなかった都市は福岡市(▲9780円)でした。

なお、全都市の価格の平均は1万7510円(2023年9月時点)、前年同月比では6%の伸びとなっています(いずれも小数点第一位を四捨五入)。