4. 老後対策3選

60歳代の貯蓄と年金についてみてきましたが、やはり年金だけで豊かな老後を送ることは難しい方が多いのではないでしょうか。

そこで、老後対策としてできるポイントを3つ紹介したいと思います。

4.1 貯蓄をする

やはり、老後の資金が足りないのであればまずは貯蓄をすることが一番目の対策と言えるでしょう。

ただし、貯蓄の中でも「預貯金」は貯まったお金自体が増える効果はほぼありませんので、大きな収入があり、将来必要な金額に順調に届きそうな方におすすめの方法となります。

4.2 節約する

預貯金だけではどうにも将来のお金がたまらないと思ったとき、次にとる行動は日ごろの支出の見直しです。

日ごろの出費で代表的なものは家賃、食費、光熱費、通信料、交際費、保険料、税金など。

この中で自分の生活に欠かせないものは残して、節約することで目標に近づくことができるでしょう。

4.3 投資する

それでもまだ不安な時は、投資をして自分だけではなく、お金にも働いてもらうことがひとつです。

一口に投資といっても、さまざまなものがあります。

  • 株式
  • 債券
  • 投資信託
  • 収益不動産

こうした資産は「不労所得」とも呼ばれます。これらの資産を運用するにはある程度まとまった資金が必要となるのは事実です。

5. 老後を考えてみよう

物価上昇は今後も続くことが予想され、シニアにとって厳しい冬になることが予想されます。

老後に向けての準備は、早ければ早いほど効果が出やすいでしょう。

いろいろな方法をうまく組み合わせて準備すれば、老後対策を達成できる可能性は上がります。

自分自身で豊かな未来を勝ち取っていきましょう。

参考資料

足立 祐一