違いその5「職員配置」
- 特別養護老人ホーム:医師(必要数、非常勤可)、入所者と看護・介護職員の割合(3対1)介護職員が多い
- 介護老人保健施設:医師(常勤)、入所者と看護・介護職員の割合(3:1以上、そのうち看護職員は2/7程度)、リハビリ専門職(理学療法士、作業療法士、言語聴覚士)
- 介護医療院(Ⅰ型):入所者と医師の割合(48:1)、看護職員(6:1)、介護職員(5:1)、薬剤師(150:1)
特別養護老人ホームは、介護を受けながら生活を送る施設のため、介護職員が多く配置されています。
一方で、医療ケアに対応する介護老人保健施設と介護医療院は、医師や看護師、リハビリ専門職など医療職の配置が手厚いのが特徴です。
違いその6「費用」
- 特別養護老人ホーム:5〜15万円
- 介護老人保健施設:8〜14万円
- 介護医療院:9〜17万円
3施設とも、入居一時金はかかりません。月額費用として「施設サービス費(1〜3割の自己負担)+居住費+食費+日常生活費」が必要です。介護医療院は医療ケア体制が充実しているので、その分高めの費用設定となっています。
違いその7「入所難易度」
- 特別養護老人ホーム: 入所希望者が多く、入所待機期間が長い
- 介護老人保健施設:入所待機期間は比較的短い
- 介護医療院:施設数が少ない。希望の地域に施設がないことも