ソフトバンクのセグメント

同社は、「コンシューマ事業」「エンタープライズ事業」「ディストリビューション事業」「メディア・EC事業」「ファイナンス事業」の5つを報告セグメントとしている。

そのうち、「コンシューマ事業」と「メディア・EC事業」の売上合計が、同社売上高の73・6%を占めている。

「メディア・EC事業」の業績は、LINEヤフー株式会社(東証プライム、4689)の上期決算にて詳細が説明されている。

そのため、以下では「コンシューマ事業」について見ていく。

ソフトバンクのコンシューマ事業

当事業は、主として国内の個人に対し、モバイルサービス、ブロードバンドサービスおよび「おうちでんき」などの電力サービスを提供している。

また、携帯端末メーカーから携帯端末を仕入れ、ソフトバンクショップ等を運営する代理店または個人に対して直接販売している。

売上高は、前年同期比▲0.4%の1兆3803億円となった。内訳は以下のとおりである。

  • サービス売上:前年同期比▲1.5%の1兆1072億円
  • 物販等売上:前年同期比+4.5%の2731億円