関西人が上京してから「全国共通じゃない」と気づいた関西弁の単語7選
地元から離れた地域に進学すると、今まで当たり前のように使っていた言い回しが実は方言だったことに気づくことがよくあります。
そこで今回は関西弁に着目し、関西人が上京してから「全国共通じゃない」と気づいた単語を7つ紹介します。
関西弁1. 「〇回生」
大学生の学年を数えるとき、全国的には「1年生、2年生・・・」と数えることが多いでしょう。
しかし関西では「1回生、2回生・・・」と数えるケースがあり、上京してから「何で「回生」って言っているの?」と尋ねられ、地元ならではの言い回しだったと気付く人も多くいます。
学年の数え方が異なるのは、かつての東京大学と京都大学の進級制度の違いが影響しているのだとか。
東京大学では学年ごとに決められた科目に合格しないと進級できず、学年が重視されたため「〇年生」が定着しました。
一方京都大学では学年を問わず決められた単位を取れたら卒業できたため、何回(何年)大学生を続けているかを示す「〇回生」が使われるようになったと考えられています。
とはいえ、高校生は「〇回生」を使わないため、大学で覚える単語とも言えます。
そのため、関西の大学に進学した他地方の方が驚く、というケースも多いです。
関西弁2. 「自分(二人称)」
全国的には、「自分」という単語は一人称として使うことが多いでしょう。
しかし関西では一人称に加えて二人称でも「自分」と言うことがあり、他の地方出身の人を混乱させてしまうことがあります。
飲み会で「俺レモンサワーにするんやけど、自分何頼む?」と尋ねたとき、うまく意味が通じなかった経験から関西ならではの言い回しだったと気付いた人もいるそうですよ。