業種別にみた平均年収
平均年収は業種別でも異なるので、どの業種であれば平均年収が高いのか確認することができます。
業種別の平均年収は、以下の通りです。
- 建設業:529万円
- 製造業:533万円
- 卸売業:384万円
- 宿泊業・飲食サービス業:268万円
- 金融業・保険業:656万円
- 不動産業・物品賃貸業:457万円
- 運輸業・郵便業:477万円
- 電気・ガス・熱供給・水道業:747万円
- 情報通信業:632万円
- 学術研究・専門・技術サービス業・教育・学習支援業:544万円
- 医療・福祉:409万円
- 複合サービス事業:506万円
- サービス業:377万円
- 農林水産・鉱業:337万円
平均年収が最も高かった業種は「電気・ガス・熱供給・水道業」の747万円でした。
次いで「金融業・保険業」の656万円、「情報通信業」の632万円が続きます。
では、事業所規模別にみた平均年収がいくらになるのか、それぞれ確認しましょう。
事業所規模別にみた平均年収
事業所規模とは、従業員の人数によって区分されている分け方です。
従業員が10人未満の場合と、30人以上に区分されており、それぞれの区分でさらに細かく分かれます。
従業員数ごとの平均年収は、以下の通りです。
- 1~4人:323万6000円
- 5~9人:368万8000円
- 10~29人:380万円
- 30~99人:365万3000円
- 100~499人:370万9000円
- 500~999人:392万6000円
- 1000~4999人:418万6000円
- 5000人以上:431万8000円
事業所の規模が30人以上の場合、人数の多い企業ほど平均収入も高くなりました。
一般的には企業規模が大きくなるのに比例して、平均年収も高くなっていくといえるでしょう。
しかし、従業員の規模が少なくても、平均年収が高くなっている区分もありました。
そのため、事業規模よりも、業種や年齢が平均年収に影響を与えていると考えられるでしょう。
では、給与に含まれる賞与の部分は、業種や事業規模で変わるのでしょうか。
賞与の平均額をそれぞれの条件で確認しましょう。