日本人の賞与額はいくら?

賞与額の平均は、2022年分で71万6000円でした。

2021年分の68万7000円と比較すると、4.2%増加しています。

平均年収のうち、賞与が占める割合は18.5%で、2021年分と比べると0.3ポイント上回りました。

直近5年分をみても、年収のうち賞与が占める割合は約18%から19%で推移しています。

では、賞与の平均額を業種と事業所規模別に、それぞれ確認してみましょう。

業種別の賞与

業種別の平均賞与は、以下の通りです。

  • 建設業:78万円
  • 製造業:106万円
  • 卸売業:53万円
  • 宿泊業・飲食サービス業:17万円
  • 金融業・保険業:156万円
  • 不動産業・物品賃貸業:54万円
  • 運輸業・郵便業:49万円
  • 電気・ガス・熱供給・水道業:147万円
  • 情報通信業:122万円
  • 学術研究・専門・技術サービス業・教育・学習支援業:102万円
  • 医療・福祉:56万円
  • 複合サービス事業:110万円
  • サービス業:44万円
  • 農林水産・鉱業:38万円

平均年収が最も高かった「電気・ガス・熱供給・水道業」の平均賞与は147万円でした。

賞与の平均額だけで比較すると「金融業・保険業」の156万円に次ぐ結果でした。

また、「情報通信業」は122万円と、平均年収が高い業種が続いています。

その結果、平均年収が高い業種が、賞与においても高くなる傾向があるといえるでしょう。

では、事業所規模別にみた平均賞与がいくらになるのか確認しましょう。