新NISA「つみたて投資枠」で変わる点1.年間投資額
現行のつみたてNISAから新NISA「つみたて投資枠」で変わる点1つ目は、年間投資額です。
つみたてNISAは年間で投資可能な金額が最大40万円ですが、新NISAは最大120万円の投資ができます。
その金額の差は約3倍です。つみたてNISAで投資できる金額が少ないことに不満を感じている人にとっては、嬉しい改定でしょう。
また、新NISAでは1800万円の非課税保有限度額が新たに設けられます。つみたて投資枠を利用して年間120万円の投資を15年間続けたら非課税保有限度額1800万円に達するため、それ以上新たに投資をすることはできません。
ただし、1800万円の非課税保有限度額の枠は再利用が可能です。
例えば、保有商品が1800万円分に達した後に300万円分の投資商品を売却したら、新たに300万円の投資商品を購入できます。
新NISA「つみたて投資枠」で変わる点2.非課税期間
現行のつみたてNISAから新NISA「つみたて投資枠」で変わる点2つ目は、非課税期間です。
つみたてNISAは非課税期間に20年間の期限があります。
例えば、2023年につみたてNISA口座で購入した商品の非課税期間は2042年末までです。それ以降の運用で得た利益には税金が発生します。
一方で、新NISA「つみたて投資枠」は非課税期間に期限がありません。つみたて投資枠で購入した商品は、30年後や50年後などどのタイミングで売却しても税金が発生せずに利益を全額受け取れます。
そのため、新NISA「つみたて投資枠」はより長期投資に向いている制度といえるでしょう。
新NISA「つみたて投資枠」で変わる点3.つみたて投資枠と成長投資枠が併用可能になる
現行のつみたてNISAから新NISA「つみたて投資枠」で変わる点3つ目は、成長投資枠との併用が可能になるということです。
現行のNISA制度では「つみたてNISA」と「一般NISA」のいずれか一方を選択する必要があります。しかし、新NISAでは「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の併用が可能です。
つみたて投資枠では、現行のつみたてNISAと同様に金融庁が厳選した長期投資に適した投資信託のみ購入が可能となります。一方、成長投資枠では投資信託以外にも株式やETF、REITなどさまざまな商品に投資できます。
つみたて投資枠を利用してコツコツ積立投資をしながら、別の資金では個別投資など大きな利益を狙いたいといった二刀流の資産運用が可能です。非課税の恩恵を余すことなく使いきることができるでしょう。
新NISA「つみたて投資枠」で変わる点4.制度の期限
現行のつみたてNISAから新NISA「つみたて投資枠」で変わる点4つ目は、制度の期限です。
つみたてNISAは2023年末で新規投資が終了しますが、新NISAは恒久的に制度が続きます。そのため、制度がいつか終わるかもしれないと不安を抱えながら運用する必要はありません。