なぜ運賃の値上げが何度も実施されるのか
2020年代に突入してから、鉄道会社でよく運賃の値上げが実施されている印象を抱く方も多いのではないでしょうか。運賃が値上げされる理由として考えられるものを、以下にまとめてみました。
- 「新しい生活様式」の定着による鉄道需要の減少
- 新型コロナウイルスの流行による乗客数の減少
- 安全対策の強化
- 駅のバリアフリー化の推進
「新しい生活様式」のなかで鉄道需要と関係がありそうなのは、仕事・会議のオンライン化や通販サイトの利用者数の増加ではないでしょうか。
職場や商業施設に出向かなくても生活できる環境が整いつつあるなかで新型コロナウイルスが流行し、さらに利用者が減少したことが運賃の値上げに影響したと考えられます。
また2023年に実施された運賃の値上げは、車両や駅の環境を整備するための費用を補うことを理由に行われたものも多くありました。鉄道会社にもいろいろな事情があることが伺えますね。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
記者/トラベル担当
東京都出身。くらしとお金の経済メディア「LIMO」にて、主に旅行系やSNS記事などを執筆。広告代理店ではコピーライターとしてJR系列の商業施設「ecute大宮」「CIAL横浜」の広告業務、編集プロダクションでは雑誌ライターとして情報誌「東京ウォーカー」のイベント取材・執筆、LINE株式会社ではlivedoorニュースのコンテンツ運用や自社記事を手がける。紙媒体からウェブ媒体までライター/編集者を約10年経験。趣味は海外一人旅でこれまで20カ国渡航。旅のブログを発信していた時、旅行メディアに声をかけられてフリーのトラベルライターに。旅行メディア「トラベルjp」「るるぶ&more.」「cosmopolitan」などで、国内外のホテルやグルメの取材記事を約400本以上執筆。その土地ならではの魅力を感じるホテルや、女性が安心して泊まれるカプセルホテルが好き。(2024年2月8日更新)