2023年は、JRや私鉄をはじめ日本各地の鉄道会社で運賃の値上げが実施されました。10円値上げしたところもあれば、移動距離に応じて500円以上増額するところもあり、鉄道会社によって対応はさまざまです。
連休や有休を活用した旅行を計画したり、年末年始の帰省を考えたりしていると、運賃の値上げが気になることもありますよね。
そこで今回は、関東と関西の電車運賃の違いを紹介!移動距離や鉄道会社による違いも出てくるので、ぜひ最後まで読んでみてください。
関東と関西の初乗り運賃を比較してみよう
初乗り運賃とは、鉄道を利用するうえで最低限必要な運賃のことです。利用する区間に関わらず、その鉄道会社のなかで最も安い運賃のことを指します。
関東と関西の鉄道会社では、初乗り運賃にどのくらいの違いがあるのでしょうか。2023年10月時点の情報をもとに、各鉄道会社の初乗り運賃(大人1人)を表にまとめてみました。
JR東日本とJR西日本の初乗り運賃は、特に利用者が多く、通常の旅客運賃より割安な価格が設定されている「電車特定区間」を対象としています。また関西は切符とICカードの運賃が同じであるため、ひとつにまとめて掲載しています。
表を見比べてみると、JRの初乗り運賃は関西の方が安く、JR以外の私鉄等は関東の方が安い印象ですね。
ちなみに、関西ではICカード残高が初乗り運賃に満たなくても構内に入れますが、関東では初乗り運賃が必要な場合があります。関東の電車を利用するときは、改札を通る前にICカードの残高をチェックしておきましょう。