【厚生年金と国民年金】みんなはいくら受給？10月30日送付の「年金現況届」とは継続して年金を受給するために必要な手続きも

6. 老後を豊かに過ごすために

厚生年金と国民年金の受給額について、いま現在受給している方の受給額を見ていきました。

継続して受給するために必要となる書類や、手取り額を知るための書類など、確認すべきものは意外と多いものです。

受給額を見る限り、公的年金だけでなく自分でプラスアルファを準備した方が、物価変動時にも安心した将来が築けるのではないでしょうか。

老後年金だけで安定した生活が送れないとすれば、そこから仕事を見つけて働くしかないなんてことにもなりかねません。そのためにも健康を維持しながら、将来のための準備を始めていきましょう。

とはいえ、今はマイナス金利の時代なので、なかなか銀行預金は選びにくいです。今考えられるのは、多少のリスクはとってもやはり資産運用ではないでしょうか。

投資は長く持つことで複利の効果を使って運用できますので、なるべく早くに始め、長く続けることが重要です。豊かな老後へのスタートを切るために、じっくり考えてみましょう。

ここでは年金にまつわる「よくある質問」について見ていきます。

A1. 公的年金は2階建ての構造となっており、1階が国民年金、2階が厚生年金です。

A1. 会社員の方は、勤務先で確認することができます。

もしくは基礎年金番号通知書、年金手帳（青色）、国民年金保険料の口座振替額通知書、国民年金保険料の納付書や領収書、年金証書、年金額改定通知書等の通知書等でも確認できます。

A1. 資格取得した月の保険料から支払う必要があります。

保険料は月単位で計算するので、月の途中で退職した場合は前月分までを納めます。月の途中で新しい会社に入社した場合、その月から保険料を支払います。

足立祐一