40歳から65歳までの運用シミュレーション

umaruchan4678/shutterstock.com

40歳から老後資金の準備を始めると、年金受給を開始する65歳まで25年の運用期間があります。

ここでは、65歳までに2000万円の老後資金を準備する場合、毎月いくら積み立てればよいのかを利回り別にシミュレーションしてみましょう。

出所:金融庁「資産運用シミュレーション」を参考に筆者作成

もし全く運用しなかった(利回り0%)場合は、毎月6万6667円を積み立てる必要があるため、新NISAで運用することで効率よく老後資金を準備できることが分かります。

しかし、中には「住宅ローンの負担が大きくて、毎月3~5万円も運用に回せない」という人もいるかもしれません。

その場合は、できる範囲内で積立を始めてみるとよいでしょう。

積立金額は後からでも変更ができますので、住宅ローンの返済が終わったり、教育資金に目処がついたりしたタイミングで増額を検討することがおすすめです。