定年退職まで折り返し地点に入る40歳代では、そろそろ老後資金の準備についても考えたいタイミングです。
しかし、40歳代ではマイホームの取得や子供の教育資金など大きな出費を経験することも多く、なかなか老後資金まで手が回らない人も多いかもしれません。
40歳から65歳までの25年間で老後資金を貯めるには、毎月いくらを積み立てればよいのでしょうか。
この記事では、2024年1月からスタートする新NISAを活用した運用シミュレーションを紹介します。
新NISAの主な変更点
2014年からスタートしたNISA制度は、2024年1月に大きな改正が行われます。
まずは、新NISAの概要を押さえておきましょう。
新NISAでは毎年の非課税枠が拡大されたことに加えて、無期限で非課税運用ができることから、より長期の資産運用に適した制度となります。
また、1人あたり最大1800万円の生涯投資枠が付与されるので、老後資金の準備として活用することも可能です。