長く働くことも検討しよう
今回のシミュレーションでは、65歳からは働かずに老後生活を送ることを前提としました。ただし、昨今は働く高齢者が増えています。総務省統計局がおこなった調査によると、65~69歳で働く人の割合は50.3%(2021年時点)です。
2012年における働く65~69歳の割合は37.1%だったため、9年間でその割合は13.2%も上昇しています。そのため、65歳以降も働いて収入を得ることも選択肢の一つとして検討してみてください。
参考資料
- 厚生労働省年金局「令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」
- 総務省統計局「家計調査報告【家計収支編】2022年(令和4年)平均結果の概要」
- 総務省統計局「2.高齢者の就業」
- 厚生労働省「令和4年簡易生命表の概況」
苛原 寛