生活が苦しいと感じる場合は転職も視野に
本記事では、日本の平均年収の推移とともに、ここ30年の推移で浮き彫りになる日本の課題について紹介していきました。
日本の平均年収は、過去30年間でほとんど変わっておらず、世界的に見ても停滞し続けている現状があります。
一方で、物価高や消費税・社会保険料などの負担は年々重くなっており、給与は変わらないのに出ていくお金は増えていく負の連鎖が続いています。
「給与が変わらずに生活がどんどん苦しくなっている」という方は、転職も視野に入れることをおすすめします。
現代では、以前よりも「転職は当たり前の時代」になっていることから、年収アップを目的に転職をする人は少なくありません。
現在の職場で長期的に働いても、大幅な年収アップの見込みがない場合は、転職することも視野に検討をしてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 国税庁「令和4年分 民間給与実態統計調査」
- 国税庁「平成12年分 民間給与実態統計調査」
- 国税庁「平成14年分 民間給与実態統計調査」
- 経済協力開発機構(OECD)「Average wages」
- 株式会社帝国データバンク「10月の食品値上げ、4634品目 第三のビールなど「酒類・飲料」最多 一部は値下げも」
- 国税庁「税の歴史」
- 全国健康保険協会「保険料率の変遷」
太田 彩子