家賃の高騰が続いています。
ワンストップ・リノベーション事業者であるリノベる株式会社が、東京在住の20歳代から50歳代の賃貸マンションに居住中の男女2000名に昨今の賃料高騰に関して調査を実施したところ、6割が昨今の価格高騰を実感しているそうです(出典「リノベる調べ」)。
そして7割が今後の価格高騰への不安を感じ、そのうち3割がこれを機に住宅購入検討を視野に入れているとのことです。
本記事では、このまま賃貸住宅に住み続けるのか、または新たにマイホームを購入した方が良いのかという疑問に対して、それぞれのメリット・デメリットや、判断材料となるポイントについて紹介したいと思います。
賃貸vs購入?賃貸のメリットとデメリット
住宅について、賃貸と購入にはそれぞれメリットとデメリットがあります。
まずメリットについて、その代表的なものには次のようなものがあります。
賃貸のメリット
- いつでも自由に転居することができるのでライフスタイルの変化に対応しやすい
- 常に最新の設備を備えた物件に住み替えることができる
- 設備の交換や修理、建物のメンテナンス費用の負担がない
- 固定資産税や都市計画税の支払いがない
- 収入の変化に合わせて住居費をコントロールしやすい
- 災害リスクが少ない
一方で、下記のようなデメリットも存在します。
賃貸のデメリット
- 収入がなくなっても一生、家賃の支払いが続く
- 毎月家賃を支払っても自分の資産にはならない
- 高齢になると契約を更新できなくなることがある(住む場所がなくなる可能性がある)
- 自由に内装や設備、間取りの変更などをすることができない
- 将来賃料が高騰する可能性がある
- ペット不可などの制約がある