ライフプランを検討する
住宅を購入する際には、ライフプランも判断材料のひとつになります。
たとえば仕事で転勤が多い人や転職する予定がある人、家族構成が変わる予定がある人など、今後ライフステージが大きく変わる可能性がある場合には、マイホームの購入は先送りした方が良いかもしれません。
一方、結婚や出産、子供の入学、親との同居などのライフイベントをきっかけにマイホームを購入するといったケースも多く見られます。
大切なことは、自分たちがどんなライフプランを持っているのかを家族で良く話し合い、家族全員が納得できるように決めていくことです。
そしてライフステージの変化に合わせて、最適なタイミングでマイホームを購入するのがベストといえます。
お金に換算できない価値として考えてみる
賃貸住宅の場合、何度も引っ越しを重ねていると、家に対する愛着が湧きにくくなってしまいます。
そのため子供の思い出づくりを優先するのであれば、賃貸よりもマイホームを購入した方が、メリットが大きいといえます。(賃貸で転居が多いと友達もできにくくなってしまいます)
マイホームであれば、子供が自立した後も帰省しやすい環境を整えることが容易になるでしょう。
したがってお金の問題だけにとらわれず、お金に換算できない価値を考えてみることも大切です。
賃貸か持ち家かのまとめ
住宅は賃貸が良いのか、購入した方が良いのかにはそれぞれにメリットとデメリットがあります。
人によって異なる価値観やライフスタイルを持っているので、一概にどちらが良いのかを判断することはできません。
また金銭の損得勘定だけで判断するのもベストとはいえないでしょう。
コロナ禍を経験して、住むエリアや在宅ワークに対応する間取り、暮らし方など住まいのあり方も少しずつ変化しているようです。
こうした変化に対応した賃貸住宅も数多く見られるようになりました。
今後は人によってより大きな差異が生じていくように思います。
一般論だけではなく、それぞれが自分のライフスタイルにしっかりと向き合って判断していくことが大切になるでしょう。
本記事が判断する上での参考になれば幸いです。
参考資料
亀田 融