住宅を購入するメリットとデメリット
では、住宅を購入する上でのメリットはどのようなものが挙げられるでしょうか。同じくメリットとデメリットを整理します。
住宅購入のメリット
- 住まいが自分の財産になる
- 賃料、更新料の支払いが不要
- 設備の交換や間取り変更などのリフォームやDIYが自由にできる
- 賃貸住宅と比較して内装や設備などのクオリティが高め
- 住宅ローン完済後には経済的な負担が減る
- 自宅を売却すればまとまったお金を入手できる
住宅購入のデメリット
- 毎月のローンの支払いのほかに住宅ローンの金利が発生する
- 固定資産税、都市計画税の支払いが発生する
- メンテナンス費用がかかる
- 簡単に転居することができなくなる
- 将来の大規模な修繕への備えが必要になる
- 自然災害の被害が賃貸よりも大きい
- 分譲マンションの場合には毎月、修繕積立金、管理費、駐車場代の支出がある
賃貸vs購入【住宅を判断する】ポイント3選
賃貸住宅に住み続ける場合とマイホームを購入する場合には、それぞれにメリットとデメリットがあります。
そこでこの章では賃貸か購入かで迷った時に、判断するポイントを紹介します。
貯蓄や収入をチェックする
住まいの購入を検討する際には、まずは貯蓄(頭金)や収入はあるのか、住宅ローンを無理なく返済し続けられるのかをチェックすることが不可欠になります。
ほとんどの方がマイホームを購入する際には住宅ローンを利用すると思いますが、毎月の収入(年収÷12)に対して無理なく返済可能な月々の返済額の割合(返済負担率)は20~25%以内といわれています。
金融機関のホームページなどでシミュレーションが可能なので、是非借入可能金額や毎月の返済額などを確認してみてください。
また住宅ローンを組む際には、完済時の年齢にも注意が必要になります。
多くの住宅ローンでは返済が終了するときの年齢は80歳未満となっているので、年齢が高くなるほど住宅ローンの返済期間が短くなってしまいます。(毎月の返済額が高額になる)