【新NISA】30年間で2000万円貯めるために必要な毎月の積立金額はいくら?

次に、積立期間が30年間の場合でシミュレーションしてみましょう。

現在30歳の人が、60歳になるまで積立投資を続けるイメージです。30年間で2000万円を貯めるために必要な毎月の積立金額は以下のとおりとなります。

出所:金融庁「資産運用シミュレーション」をもとにLIMO編集部作成

30年間で2000万円貯めるために必要な毎月の積立金額

運用利率    毎月の積立金額

  • 年利1%  4万8000円
  • 年利2%  4万1000円
  • 年利3%  3万4000円
  • 年利4%  2万9000円
  • 年利5%  2万4000円
  • 年利6%  2万円

積立期間が20年間のときと比べて、必要な積立金額は減ります。年利6%で運用できれば、毎月2万円の積立で2000万円を貯めることが可能です。

また、当然ですがさらに積立期間を長くすれば、毎月必要な積立期間はさらに減ります。

毎月の積立金額を増やすことが難しい人は、長く働いて積立期間を長くすることも検討してみましょう。

新NISAに向けて準備を始めよう

2024年から始まる新NISAまで、残り3ヶ月を切りました。

つみたてNISAや一般NISAの口座を保有している人は、基本的に自動的に2024年から新NISAの口座が開設されます。特別な手続きは不要です。

ただし、新NISA口座を開設する金融機関を変更したい人は手続きが必要となります。変更手続きは2023年10月1日から可能ですから、ご利用の金融機関で詳細を確認してください。

金融機関によって取引手数料や取扱銘柄数、ポイントサービスが異なるので、さまざまな金融機関を比較して、自分にあった金融機関で新NISAの口座を開設しましょう。

参考資料

苛原 寛