NTTドコモ、マネックス証券を傘下に。証券事業に参入ドコモサービスと連携させることで、次世代の画期的な資産形成サービスの提供等を目指す

ドコモとマネックスの業務提携の概要

マネックスと業務提携し、マネックス証券を傘下とすることで以下のような取り組みを推進していく。

公式リリースより

「d払い」アプリを通じて、投資がはじめての顧客にも使いやすいUIを採用した資産形成サービスの提供を行う。顧客に寄り添った情報や商品を継続的に提供することで、着実な資産形成をサポートしていく。

また、本資産形成サービスでは、「d払い」との連携はもちろんのこと、「dポイント」「dカード」「dアカウント」等ドコモの各種サービスと、マネックス証券サービスを連携することになる。

取引や残高、口座開設に応じた「dポイント」の還元や「d払い」「dカード」による入出金や積立が可能になることで、より多くの顧客が手軽に資産形成できる環境を提供する。

ドコモが保有している9600万アカウントの会員データとマネックス証券のデータを、顧客から同意を得た範囲で掛け合わせ、金融CRM（Customer Relationship Management）を構築する。

CRMの情報に基づき顧客ニーズを可視化することで、より一人ひとりに適した商品の提案を可能とする。

投資がはじめての方からなじみのある方まで、幅広い顧客に利用される情報コンテンツや教育サービスなどを提供していく。

そのために、ドコモのオウンドメディアやドコモショップでのセミナーを活用し、顧客の投資知識・金融リテラシーの向上を後押しする。

AIを活用し、顧客それぞれの投資に関する悩みの解決に向けたサポートを実施する。

社会の流れとともに変容するさまざまな顧客ニーズに対応した、先進的な金融商品の開発・販売を実施していく。