ドコモのマネックス証券子会社化について

子会社化を含む、資本提携は以下の手順で実施される。

  • マネックス証券が、株式移転の方法により中間持株会社を設立。マネックス証券の発行済株式の全部を中間持株会社に取得させる
  • マネックスグループが、中間持株会社の普通株式の一部をドコモに譲渡。同時に、中間持株会社はドコモを割当先として中間持株会社の普通株式を発行
  • 中間持株会社の議決権所有割合は、マネックスグループが約51%、ドコモが約49%となる。ドコモおよびマネックスグループが協力して中間持株会社を通じた、マネックス証券の運営にあたる

なお、中間持株会社およびその完全子会社であるマネックス証券は、ドコモが中間株式会社の株式および議決権割合の約49%を保有し、取締役の過半数を指名する権利を有する。

以上より、実質支配力基準に基づき、中間持株会社およびその完全子会社であるマネックス証券は、ドコモの連結子会社となる。

  • 実施日:2024年1月4日(予定)
  • 実行日以降の中間持株会社名称:ドコモマネックスホールディングス株式会社

ドコモの目的

ドコモは、子会社化を含む資本業務提携を通じて、金融顧客基盤の最大化に向けた取り組みを推進する。

それとともに顧客一人ひとりのライフステージにあわせた金融サービスを提案することで、顧客の資産形成を一気通貫でサポートするサービスを提供することとなる。

各社概要

ドコモが、資本提携および資本提携で設立される中間持株会社の概要は以下のとおりである。

公式リリースより

公式リリースより

公式リリースより

参考資料

石川 貴康