住宅ローンをどの金融機関で借りるか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
銀行、信用金庫・信用組合、労働組合など、金融機関は様々なので選択肢は数多くあります。
今回は、住宅ローンで金融機関別の金利タイプの割合を住宅支援機構のデータを元に解説していきます。
当記事を参考に住宅ローンを検討してみてください。
1. 金融機関別の金利タイプの割合
2023年6月30日に住宅支援機構が公開した、住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用予定者調査(2023年4月調査)】によると、金融機関別の金利タイプの割合は以下のようになっています。
1.1 銀行での金利タイプの割合
- 変動型:75.4%
- 固定期間選択型:16.7%
- 全期間固定型:7.8%
1.2 信用金庫・信用組合での金利タイプの割合
- 変動型:68.1%
- 固定期間選択型:20.9%
- 全期間固定型:11.0%
1.3 労働組合での金利タイプの割合
- 変動型:62.0%
- 固定期間選択型:31.0%
- 全期間固定型:7.1%
1.4 JAバンクでの金利タイプの割合
- 変動型:69.3%
- 固定期間選択型:20.8%
- 全期間固定型:9.9%
1.5 その他(モーゲージバンク等)での金利タイプの割合
- 変動型:25.0%
- 固定期間選択型:29.2%
- 全期間固定型:45.8%
2. 金融機関別の金利タイプの割合の特徴
変動型の利用割合は、銀行で最も高くなっています。
また、固定金利選択型の利用割合は、労働金庫で最も高く、全期間固定型の利用割合は、その他(モーゲージバンク等)で最も多くなっています。
これらの特徴を踏まえて住宅ローンを借りる金融機関を検討してみてはいかがでしょうか。
参考資料
藤原 悠喜