日本の年金は、「年金積立金管理運用独立行政法人」という機関が運用しています。

年金を殖やすため、大きく分けて「国内債券」「外国債券」「国内株式」「外国株式」の4つの銘柄で運用しています。

リスクの高い、外国株式も含まれている点に驚く方もいるのではないでしょうか。

しかしお金を増やすためには、ある程度のリスクも取らなければいけません。

老後のための資産形成も、リスクを取って運用している方もいるでしょう。

今回は老後に向けて、資産運用のゴールを決めるのに必要な「シニアの年金月額」を見ていきます。

1. 国民年金と厚生年金は「2階建て」 

日本の年金制度は、国民年金と厚生年金の2種類で構成されており「2階建て」といわれています。

受給額はそれぞれ異なるため、まずは特徴を整理しましょう。