2024年1月から「新しいNISA」の制度がスタートするのを機に、資産運用を始めてみようかと考えられている方も多いではないでしょうか。

少額からでも資産運用に関心を持ち、それを実行に移していくことは、将来を見据えてお金を増やすための第一歩になるでしょう。

筆者が証券会社に勤めていた時も、NISA制度を活用して資産運用を始められる方も多くいらっしゃいました。そしてそのほとんどが投資初心者の方々であったのを覚えております。

証券会社で働いていると、富裕層の方と関わることも多く、NISAなどの金融関連の制度や金融関連の情報に非常に敏感であったことが印象的でした。

特に、富裕層の中でも「お金に好かれているような人」と感じる方は、特にお金に関するアンテナを高く張っている印象です。

一方で、「お金に嫌われる人」にも特徴があることに気づきました。今回はそんな方々の特徴をご紹介します。

お金に嫌われる人の【あるある】共通点1. お金の流れを把握していない

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お金に嫌われる人は、お金の流れを正確に把握していないことが多いです。みなさんは、毎月の収支の内訳を把握しているでしょうか。

給与の手取り金額と毎月の固定費や変動費を把握していないと、気づいたら赤字になっていることもあります。

特に、先取り貯金や積立投資などをしていない場合は注意が必要です。1カ月のうちに、銀行口座に給料が入っては出ていく繰り返しとなり、将来的にお金はほとんど残りません。

もともと資産家でない場合は、自分の収入や資産運用でお金を増やしていくほかありません。そのため、まずはお金の管理を正確にすることが、「お金に好かれる」上で大切になります。