3. 【10月は年金支給月】年金支給月とはどのように決まっているのか
年金を受け取るタイミングは、原則年6回に分けて偶数月の15日となっています。支払い日が土日または祝日ならばその直前の平日に支払われます。
原則として偶数の支払月には、直前の2カ月分の年金が支払われます。
年度が変わり年金額の改定がなされた場合、新年度の年金額が反映する4月、5月分の年金は6月に支払われます。
10月は偶数月で年金支給月となりますが、10月には8月、9月分の年金が支払われるということになります。
4. 標準夫婦の年金月額のまとめ
会社員や公務員が受給する厚生年金は、自営業のひとなどが受け取る国民年金に加えて支給されるものです。
厚生年金額の総額を厚生年金部分と国民年金部分に分けて見ると、厚生年金部分の方が大きな金額になっています。
働き方によって厚生年金に加入しているかどうかが決まり、また厚生年金加入者と国民年金だけの加入者では、年金受給額には大きな差が生じます。
ご自分の働き方と年金制度への加入状況から、将来受け取る年金額の予測を立てて、老後の暮らし方を想像していくことが大切です。
老後の生活費に不足を感じるようであれば、いまのうちから準備できることを始めましょう。
参考資料
高橋 禎美