2023年9月13日、JR東海とJR西日本は3大ピーク期に限り新幹線「のぞみ」を全席指定席にすることを発表しました。ネット上でも、「新幹線の混雑緩和に効果がありそう!」「トラブル防止に良いかもね」と話題になっています。
JR東海のニュースリリースによると、指定席がすぐに売り切れてしまうこと、始発駅以外からの乗車だと座るのが難しいこと、自由席の人はなかなか電車に乗れないことなどの対策として全席指定にするそうです。
そこで今回は、新幹線は指定席と自由席のどちらがお得なのか改めて考えてみたいと思います。定価より安く座る方法も紹介しているので、ぜひご覧ください。
新幹線「のぞみ」自由席と指定席の料金差は?(2023年9月時点)
まずは新幹線「のぞみ」の自由席と指定席の料金差がどのくらいあるのか比較してみましょう。東京~新大阪間と東京~博多間の料金を以下の表にまとめてみました。
通常よりも乗車人数が増加する繁忙期に指定席を利用した場合は通常期の+200円、繁忙期のなかでも特に人が多い時期は+400円の金額になります。
通常期の自由席と指定席の料金差は、東京~新大阪間が850円、東京~博多間が1590円です。お土産をもう1個増やしたり、コンコース内のレストランで1人分の食事をするくらいの金額の違いがあります。
新幹線の自由席と指定席、どちらがお得?
それでは、自由席と指定席のどちらがお得なのでしょうか?料金のことを考えれば自由席の方が安いですが、確実に座って快適に移動するなら指定席の方が良いような気がします。
新幹線に乗車するとき何を重視するかは人それぞれなので、自分が納得できる形で利用することが大切ですね。参考までに、自由席と指定席のメリットとデメリットを以下の表にまとめてみました。
自由席のデメリットが指定席のメリットに、指定席のデメリットが自由席のメリットになっている印象です。自分の好みに合わせて利用する席を決めてみましょう。