新幹線「のぞみ」の指定席に定価より安く座る方法を3つ紹介!

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今後3大ピーク期の新幹線「のぞみ」は繁忙期料金も加算されるため、いつもより高い運賃で乗車することになります。乗車区間によっては2000円くらいの差ができるため、新幹線以外の方法での移動を検討する人もいるかもしれません。

ですが、新幹線での移動を諦めるのはまだ早いですよ。各鉄道会社や旅行会社では、定価より安く新幹線を利用できる方法を用意しています。ここでは、新幹線「のぞみ」の指定席を定価より安く利用する方法を3つ紹介します。

1. 会員制新幹線ネット予約サービスを利用

まず紹介するのは、会員制新幹線ネット予約サービスを利用する方法です。「スマートEX」と「EXPRESS予約」の2種類のサービスがありますが、安さを重視するなら「EXPRESS予約」を選んでみましょう。

年会費1100円(税込)を払うと、お得な会員価格で新幹線「のぞみ」の指定席を利用できます。3日前もしくは21日前までに予約すると、早割も適用されますよ。

3大ピーク期の全席指定席化に伴い、2023年10月1日から「スマートEX」と「EXPRESS予約」では1年先の指定席まで予約できるようになります。

今までは乗車日の1カ月前からの予約でしたが、今後は帰省の帰り道の途中に来年分を予約することだって可能です。

2. 旅行会社の新幹線&宿のセットプランを予約

「長期休暇中は旅行に行く!」「子連れで帰省するんだけど、親の体調が心配だからホテルに泊まるようにしている」といった理由で、3大ピーク期に宿泊施設を利用する方もいるでしょう。

そんな時は、旅行会社が販売している新幹線と宿のセットプランを予約するのがおすすめです。利用するプランによっては、新幹線「のぞみ」の往復料金+1万円ほどで快適なホテルに宿泊できますよ。

3. 新幹線の割引制度も要確認

JR各社ではさまざまな割引制度を用意しています。運賃が1~2割引きになるものもあるので、利用条件を満たしている方は積極的に活用しましょう。

一例として、3大ピーク期に使えそうなJR東海の割引制度・利用条件・割引率を以下の表にまとめてみました。

出所:JR東海「きっぷのルール」を参考に筆者作成

学生割引を利用する場合は、学校が発行している「学校学生生徒旅客運賃割引証」の提出が必要です。手続きは駅もしくは旅行会社の窓口で行いましょう。