I-neの直近決算の営業利益
営業利益は前年同期比+0.6%の19億1000万円となり、上期営業利益としては上場来3年連続で過去最高を更新している。
2023年上期業績予想からも+42.2%と大幅に業績予想を上回り推移している。
第2四半期単体(2023年4月1日~2023年6月30日の3ヶ月)営業利益も、前年同期比+29.1%と大幅に増益となった。
美容家電「SALONIA」の一部商品で価格改定を行ったこと等により、売上原価率が前四半期比で▲5.4ptとなり、収益性が向上したことが影響した。
I-neの直近決算の親会社株主に帰属する四半期純利益
親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比+161.9%の30億1000万円となり大幅な増益となった。
持分法適用会社であった合同会社Endianの同社持分49.9%を、日本コカ・コーラ株式会社へ譲渡したことで特別利益29億9000万円を計上したことが大きく影響した。
合同会社Endianは、リラクゼーションドリンク「CHILL OUT」の企画・製造・販売を手掛けている。
なお、当該譲渡により、合同会社Endianは日本コカ・コーラ株式会社の完全子会社となったが、リラクゼーションドリンク「CHILL OUT」のECについては同社主体で販売を継続する。