注文住宅で後悔した点2:窓が多い
「自分の部屋に窓が3つあって太陽光がたくさん入ってくるのは良いのですが、家具の配置がしにくく、部屋の中がごちゃごちゃになってしまいました」
窓が多い部屋では、家具の設置スペースが限られてしまうので、家具の配置やレイアウトの難易度が格段と上がってしまいます。
特に、ベランダに出るための「掃き出し窓」の前には、家具を設置することができません。
したがって注文住宅であれば、事前に家具のレイアウトまで考えながら設計担当者にプランニングしてもらうことが大切です。
注文住宅で後悔した点3:床下収納をつければよかった
「業者から床下収納を提案されましたが、予算の問題があるため断わってしまいました。完成して住んでみると収納が不足しているため、後悔しています」
床下収納は床下のデットスペースを有効活用するので、収納量が増えるのにもかかわらず生活スペースが狭くならないことがメリットです。
しかし物の出し入れが面倒なので、せっかく床下収納を作ってもあまり利用されていないケースも少なくありません。
したがって、事前に収納するものを良く考えておくことが大切です。
注文住宅で後悔した点4:天井高で照明器具の掃除が大変
「部屋を広く見せるために天井高を高くしましたが、照明器具の埃をとるのが大変で、掃除ができずゴミが溜まった状態になっています」
天井高の高い部屋は開放感があって風通しが良く、部屋全体が明るく感じるのがメリットといえます。
しかし、天井高が高いと冷暖房の効率が下がりますし、加えて照明器具の掃除や電球交換が大変になるのがデメリットといえます。
照明器具の中には、電動で上げ下げできる電動昇降装置対応のものもあるので、こうした器具を選べばお掃除や電球交換の際にも便利です。
事前に住宅会社の設計担当者に相談してみましょう。
注文住宅で後悔した点5:傷が付きにくい床材を選ぶべきだった
「見た目だけで床材を選んでしまったのですが、傷が付きやすい点に後悔しています。猫などのペットを飼うのであれば、傷が付きにくい床材を選ぶべきでした」
近年では、フローリングであってもキャスター付きの椅子で凹みにくいものや、家具を引きずっても傷が付きにくいもの、ペットに優しいものなど、さまざまなタイプがあります。
どんなに見た目の良い床材を選んでも、あちこち傷だらけになった床はそれだけで不快な空間になってしまうので、できる限り傷や凹みの少ない床材を選ぶことが大切です。