注文住宅で後悔した点6:玄関前の階段が高すぎる
「玄関前の階段を高くし過ぎてしまったので、遊びに来た祖父や祖母が上りにくそうでした」
一般的に、玄関へのアプローチ階段は家の中の階段よりも広く緩やかにする必要があり、階段1段の寸法は踏面(足を乗せる面)が30cm以上、蹴上(側面)は15cm以下が望ましいとされています。
さらに小さな子供がいてベビーカーを使用する場合や、お年寄りが頻繁に利用する場合には、階段だけではなくスロープがあると転倒の危険性が減少して便利です。
注文住宅で後悔した点7:駐車場の床を砂利敷きにした
「駐車場の床を砂利敷きにしたことで、近所に住みついている猫の糞や近所の子供が遊んだ石が家の前に散らかって、片付けるのが大変です」
砂利敷きの駐車場は、比較的コストが安いのがメリットです。
一方で、雑草が生えやすく道路などにも散らばってしまうので、定期的に草刈や掃除を行うことが必要になります。
また少しずつ土の中に埋没してしまうので、数年ごとに砂利を足す必要があるといえます。
メンテナンスに手間がかかることがデメリットなので、費用対効果を事前に良く検討することが大切です。
家は3回建てないと理想の家にはならない
「家は3回建てないと理想の家にはならない」と良く言われます。
たとえどんなに細心の注意を払って建てた注文住宅であったとしても、何らかの反省点はあるものです。
しかし3回も家を建てることができる人は、そう多くはいないでしょう。
したがって住まいづくりで失敗しないためには、他の人の体験談を参考にすることが大切です。
これから家を建てようとする方に、本記事が参考になれば幸いです。
参考資料
亀田 融