9月に入りました。大学生の就職活動が本格化する時期ですが、まだしばらく夏休みを楽しんでいるみなさんも多いでしょう。

さて、先日U23編集部のメンバーが就活のグループディスカッションで出会った「合コンで割り勘はありか」というお題が、LIMO編集部の中で話題に。

主に30歳代のメンバーの興味を惹きつけたようで、「男性が払うのが当たり前!」という意見が聞こえてきました。

しかし、年齢が10歳変われば意見も変わるのではないかと思い、U23編集部のメンバーを集めて聞いてみることに。

就活では論理的な思考のもとで結論を出すお題ですが、今回はそんなことを考えずにU23編集部でざっくばらんに議論をしてみました。

コロナ禍以降の学生は合コンをしない?

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Atelier Mush/istockphoto.com

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最初に判明したのが、なんと「そもそも合コン経験者がいない」ということです。

特に私たちの代はコロナ禍で人との交流機会が激減していた時期に大学生となったことから、合コンをしようという考えを持った人が周りにいないのではないかと思いました。

U23編集部メンバーだけではなく、友達などからも合コンの話は聞かないという結果に。

ネットで大学生の合コン事情に関する情報を見ても、「合コンに参加したことがある大学生」は決して多数派ではなさそうだと感じます。

もちろん「大学生の合コン参加率」といった統計データありません。大学の立地や、女子大か共学かなど、それぞれの環境で変わってくるのかもしれませんが…。

合コンがなくても「飲み会」がないわけではない

新型コロナウイルス感染症も「5類感染症」に移行し、最近では飲み会の開催も増えてきました。

よく「若者の飲み会離れ」などという話を聞きますが、お酒は飲まなくても皆で同じ時間を過ごしたいという考えから参加する人もいるため、飲み会は行動の選択肢として入っている実感があります。

友達やサークルで集まってすることが多いため、支払いは割り勘が主流な感じですね。

サークルでは学年別に支払額が決められることもあり、下級生は負担を少なくしていることが多々あるという声もありました。

しかし、入学時にコロナ禍で飲み会をしていなかった学年からは、自分たちが先輩に払ってもらった経験がないのに、今の新入生には多めに出さなければならないという不満の声を聞いたという意見もありました。

コロナ禍以降の学生では先輩が後輩におごるという文化も消えかけているという声も。

マッチングアプリや相席居酒屋など、目的別に利用

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Tonktiti/istockphoto.com

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最近では出会いを求める場合は合コンよりもマッチングアプリで出会いを探す人が多いような気がします。

私の周りでもマッチングアプリをやっている人や、それをきっかけで交際を始めた人がいます。

また、知らない人と飲みたければ相席居酒屋などの選択肢もあります。

合コンは知り合いづてにメンツを集める必要があります。そんな手間を考えると時間効率を重視する傾向があるZ世代は目的別に他の手段を使うことが多いのかもしれません。

【ぶっちゃけトーク】合コンに行くなら割り勘はあり?

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miya227/istockphoto.com

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U23編集部のメンバーがもし合コンに行くならどうするのか、ということについても話してみました。

女子サイドからの意見

  • 「割り勘がいい、もしくは支払額に少し傾斜をつける(7:3、6:4で男性が多く払うくらいがいい)」
  • 「奢ってもらうと引け目を感じてしまう。対等な関係であるために割り勘か別会計が良い」
  • 「主催者が男性か女性かでもバランスが変わるんじゃないか(例えば男性が誘った場合は男性が多め、女性が誘った場合は割り勘のような感じ)」
  • 「でも割り勘だったら合コン感は出ない気がする(大学の友達と飲むのと変わらない気持ちがするし、合コン感が薄れるとトキメキが生まれないかも)」

男子サイドからの意見

  • 「男が多めに払う、が基本!」
  • 「気になる子がいたら払う」
  • 「2軒目からは女子にも払ってもらう」
  • 「学生の間は収入に差がないので割り勘、もしくは傾斜で少し多めだと助かる」

どちら側からも割り勘に対して強い拒絶を持つ人が少ないような気がしました。

ちなみにこのお題を就活のグループディスカッションで行ったメンバー曰く、「女の子が払うのはありえない、絶対にいや!」と発言した女子もいたそうです…。

男女の割り勘「昔からの慣習が薄れてきている?」

合コンの話でも上がりましたが、女性の割り勘に対する考えが寛容になっている点は、デートにおいても起こっているようです。

Z世代は割り勘への寛容さが増している?

ここで、株式会社セクションエイトが運営する相席屋が行った「Z世代538名の恋愛価値観調査から見える『貧困化』と『積極的に行動できない』若者の実態をレポート」の結果を見てみましょう。

調査結果によると、男女の割り勘に賛成と答えた人の割合は、「付き合う前」で77.9%、「付き合ってから」だと84.2%。

回答者からは以下の声が上がっていました。

  • 「今のご時世、割り勘もありだと思う。」
  • 「相手には相手の事情があるだろうし、自分としてもお金に余裕があるわけではないから。また、借りた貸したという関係になりたくないから。」
  • 「男性の方が稼いでいる時代でもないと思うから。」
  • 「自分が全額払えないから。」
  • 「負担をかけてそれが原因で別れたくないから。今の時代共働きが普通だと思うし、必ずしも男性のほうが収入がいいとは限らないから。」

このような意見からZ世代の多くは、お金に関する考え方が従来の世代と異なっており、交際の前も後も割り勘に対しても前向きな姿勢を持っているみたいですね。

お互いを尊重する文化ができているのかも

お金に対する考え方の部分でも考え方の違いがありましたが、従来の性別によって区分する考え方も薄れてきているのかもしれません。

女性の大学進学率や社会進出も進み、収入面やキャリア面でも差が埋まってきているのではないでしょうか。

そのような背景から現在の若年層はお互いの生き方を尊重している人が増えているような気がします。

Z世代の「合コン×割り勘」から見る、価値観の多様化

「合コン×割り勘」という一つの話題から、イマドキの学生たちの考え方を知ってもらう機会になったのではないでしょうか。

Z世代はお金や生き方の考え方が従来と比べて多様化していることも特徴の1つです。

ミレニアル世代以上の先輩の中には、ジェネレーションギャップを感じた方も多いかもしれませんね。

世代間の価値観の摩擦はビジネス、プライベートともに起こってしまうことかと思います。

そんなときにはお互いが歩み寄りの姿勢をとることで良好な関係を築けると良いですね。

参考資料

LIMO・U23編集部