●単身者50歳代の年収別貯蓄と中央値
こちらも40歳代と同様に年収分布によるばらつきが大きくなっています。
ボリュームゾーンを300万円未満、300万円〜500万円未満とすると、貯蓄の中央値は10万円〜92万円となります。
年収500万円〜700万円未満まで入れると、10万円〜1285万円です。
かなりの偏りが見られる要因のひとつは、回答者の数の差です。
年収700万円以上では回答者の数が激減するため、調査結果に偏りが出ていると考えられます。
年代の中でさらに年収ごとに細分化してみると、よりリアルな貯蓄額が見えてきますね。
40歳代〜50歳代の貯蓄額が少ない
貯蓄額の平均や中央値は、自分自身の実感とズレていることが多いのですが、年代をさらに年収別にしてみると、現実に近い数字としてよりリアルに感じられるのではないでしょうか。
何かと入用な現役世代の貯蓄額は100万円もないのが、実態に近いのかもしれません。
限られた時間と貯蓄のなかで老後生活をどう計画するのか、頭の痛い話ではあります。
著者
LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ58年(696か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、CFP®、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2026年2月7日)。