【40歳代】貯蓄ゼロ脱却に向けて40歳代がいますぐやるべきこと3つ

貯蓄をしたい気持ちはあるものの、なかなか貯金にまでお金が回らない…そんな貯蓄ゼロの方が「いますぐ」やるべきことを3つご紹介します。

◆貯蓄ゼロ脱却に向けてやるべきこと【その1】家計の支出見直し

基本的なことになりますが、いま一度「家計」を見直してみましょう。

どんなに収入が多くても、その分支出が多ければ貯金はできませんので、やはり「支出」を減らす行動が重要になります。

一回に限らず定期的に何度も見直していきましょう。たとえば、スマホ代金の中には不要なオプション代金やサブスク月額料が含まれているかもしれません。

クレジットカードやキャッシュレス決済を頻繁に使っている方は、合計額ではなくその内訳をチェックしましょう。

「現金がお財布から減る」体験を伴わないクレジットカードやキャッシュレス決済は、使いすぎていることに気づきにくいのがネックです。

貯蓄ゼロを脱却できるまで、こういった細かい作業を定期的に繰り返していくと、削れるものが見つかるかもしれません。

◆貯蓄ゼロ脱却に向けてやるべきこと【その2】コンビニを避ける

富裕層とも呼ばれるお金持ちにも見られる特徴ですが、コンビニによく立ち寄る方は、極力コンビニを避ける努力をしてみましょう。

コンビニとスーパーやドラッグストアの商品価格を比較すればその理由はすぐにお分かりかと思います。

同じ商品でもコンビニで買うと数十円~数百円も高くついてしまいます。

1つあたりは大きな差ではなくても、頻繁にコンビニを利用していると積み上がっていくものです。緊急事態ということでなければ、できるだけ「コンビニを避ける」よう意識しましょう。

◆貯蓄ゼロ脱却に向けてやるべきこと【その3】先どり貯金

毎月の給料日には、真っ先にいくらかを普段利用しない銀行口座へ移す「先どり貯金」をやってみましょう。

「貯蓄ゼロ」の方は、お金の使い方が、無意識に「収入=支出」になっているのかもしれません。使えるお金があればきっちり使い切ってしまうのであれば、先にお金を貯金に回し使えるお金を減らしておくのです。

いきなり先どり額を大きくすると、生活費が足りなくなって結局貯金を崩すことになりかねません。

まずは、ご自身の感覚的に「これくらいならなんとかなる」という金額を先どりしてみましょう。

コツコツ積み上げた残高は、努力の証です。貯蓄へのモチベーションアップにも繋がるかもしれません。

貯蓄ゼロ脱却と並行して、資産形成に向けた情報収集を

貯蓄事情は人それぞれとはいえ、貯蓄ゼロの世帯が多いことに驚いた方もいるかもしれません。

しかし、上がらない給与、止まらない物価上昇という厳しい状況の中では、当然の結果と捉える方は少なくないでしょう。

現時点で貯蓄ゼロであれば、まずは「お金を少しでも貯める」ことが必須です。

そして、目安として月収3~6カ月分くらいのお金が貯まれば、「お金に働いてもらう=資産運用」でインフレリスクに対抗していく必要があるでしょう。

貯蓄ゼロ脱却に向けて行動するのと同時に、お金が貯まった時にその資産をどのように守る、あるいは増やすべきなのか情報収集も進めておきましょう。

参考資料

和田 直子