●住宅メーカーはどのような基準で選択する人が多い?
「日本トレンドリサーチ」と「ナチュラルハウス」が行った調査によると、注文住宅を購入する際の住宅メーカーを選ぶ基準として、18.4%で「価格」が最も上位に挙げられました。
「価格」を基準に住宅メーカーを選んだ理由として、「予算内に抑えたかった」という声が多く挙げられていました。
次いで17.1%で「サービス内容」、16.7%で「担当者の人柄」が上位にランクインしました。
また、「その他」の回答の中には、「建物の材料」や「耐震性」、「土地購入とともに住宅メーカーは決まっていた」といった理由が挙げられています。
注文住宅で家を購入するのは、人生の中で最も大きな買い物になる可能性が高いので、慎重に選びたいものです。
人によって住宅メーカーを決める基準はさまざまですが、自分の中で絶対に外せない基準を決めて、適した住宅メーカーを見極められるように、資金を貯蓄する段階でしっかりと考えておけると良いでしょう。
注文住宅を購入した時の年収はどのくらい?
注文住宅を購入したタイミングとして「購入資金の目途が立った」という声が多くあがっていましたが、果たして注文住宅を購入した時の年収はどのくらいだったのでしょうか。
「日本トレンドリサーチ」と「ナチュラルハウス」が行った調査では、「500~600万円未満」が17.5%で最も多い結果となりました。
国税庁の「令和3年分 民間給与実態統計調査」では、日本の平均年収は「443万円」であることから、水準よりも少し高い年収を受け取っている人が、注文住宅を購入している傾向があるとうかがえます。