8月も終わりが近づいていますが、まだまだ暑い時期が続いています。
疲れが出やすい時期ですので、しっかりと食事や睡眠、休憩をとりながら生活していきましょう。
さて、老後の生活に不安を持っている方は多いのですが、いくらくらい年金がもらえるかを確認できるのが「ねんきん定期便」です。
この「ねんきん定期便」も50歳代になると、今の働き方を60歳まで続けた場合の年金額が表記されるようになります。
例えば、今もらっている収入を60歳になるまで続けた場合は、ねんきん定期便に記載されている公的年金を受け取ることができますが、転職をし、収入が変わった、仕事を退職したとなった場合、記載されている年金額よりももらえる金額が減ってしまいます。
反対に、今まで専業主婦だった方が、厚生年金に加入し働いた場合や、自営業の方が転職し、サラリーマンになった場合などは、将来の年金が増えることがあります。
50歳になり、年金見込み額が月額20万円未満だった場合、年金を増やす方法について考えましょう。
1. 年金を増やす方法1. 働いて収入を増やす
働きながら将来の年金を増やす方法は、収入を上げることと厚生年金に加入する期間を延ばすことです。
特に厚生年金に加入していない方は、加入することで2階建て年金の2階部分を増やすことができるため、将来の年金額を増やせます。
公的年金は終身もらえる年金のため、長生きすればするほどもらえます。
長生きするのが普通になっている今、終身でもらえる公的年金は大事なものです。
例えば60歳定年後、厚生年金に加入して月額20万円の給与をもらい、5年間働いた場合(ボーナスなし)の年金を計算します。
それまでの働き方により収入は変わりますが、手取りは14〜5万円くらいになります。
5年間で増える厚生年金の受給額は、
- 20万円 × 5.481 / 1000 × 5年(60ヶ月) = 6万5772円(年額)
大きく増えるものではないのですが、終身もらえるというメリットがあるのが、老齢厚生年金や老齢基礎年金です。
今の職場で収入を増やすことができない場合も、副業で社会保険に加入できる場合もあります。