4. 年金を増やす方法4. 生命保険

生命保険を活用して年金を増やすこともできます。

日本の金利では、運用という意味では難しいかもしれませんが、外貨建の保険では海外の金利の影響を受け、高金利での運用が期待できます。

死亡時などもしもの時の保障もありますが、中途解約時には元本割れの可能性もあります。

外貨建てを利用する際は言うまでもありませんが、為替の動向にも注意しておいてください。

長期で運用という意味で考えると、十分に老後対策としての運用も期待できます。

満期や中途解約した際の受取額を、老後資金として使うことができます。

5. まずはねんきん定期便の確認を

他にも事業を行なっている方は小規模企業共済、国民年金基金などがあります。

まずはねんきん定期便を確認した上で、自分の年金がいつから、いくらくらいもらえるのか確認することが一番です。

50歳代以上の方は年金見込み額が記載されていますので、将来の計画が立てやすい反面、今の働き方をかえた場合や60歳より前に仕事を辞めた場合には、ねんきん定期便に記載されている金額から減ることになります。

40歳代の方は、ねんきん定期便に見込み額は記載されていませんが、十分に参考にできる資料です。

この世代の方は、教育資金や住宅資金などかかる方が多いかもしれませんが、年金を受け取り始めるまでに時間がありますので、少しでも長い間、老後資金を貯めるよう準備しておくことが大事です。

現在の収入から準備することも大事ですが、持っている資産も利用して、しっかりと将来の準備をしましょう。

参考資料

香月 和政