イスタンブールの駅で撮影された、エスカレーター付近でくつろぐ猫がツイッター(X)上で話題になっています。

投稿したのは、「アジアねこ散歩ch」というYou Tubeチャンネルを運営している@nekosanpochさん。

当ツイートは、2023年8月10日時点で3000件以上のいいねを集めており、「こんなに人がいるところなのに、リラックスしている寝顔。やはり凄いですね」「地面が冷たくて気持ちいいのかな」といった具合に、さまざまなコメントが続出しております。

※ツイート写真は【写真5枚】をご参照ください

※今回紹介するツイートは、投稿者様の許可を頂いております

【トルコ】駅のエスカレーター付近でくつろぐ猫

「エスカレーターを降りて駅のホームに向かうと…」というコメントとともに投稿されたのは、約15秒の動画でした。

出所:@nekosanpoch

そこに収められていたのは、エスカレーターの先でくつろぐ猫の姿。多くの人が行き交う慌ただしい駅なのに、ここだけは時間が止まっているようです。

出所:@nekosanpoch

猫に近づくと…ぐっすりと寝ていることが分かります。暑い夏の日中、冷たい地面が気持ち良いのでしょうね。

「猫の都」として知られるイスタンブール

トルコの大都市イスタンブールは「猫の都」として知られており、街中にたくさんの猫がいることで有名です。動物保護に関する法整備が進んでいて、保護猫活動にとても力を入れています。

トルコ人がこれほど猫を大切にする理由については、しばしば「イスラムと猫」の関係性を根拠に説明されます。
トルコ国民のほとんどはイスラム教徒。イスラム教の預言者ムハンマドが猫を愛していたことから、イスラム教徒は猫を大切にするといいます。

しかし、トルコは他のイスラム教圏の国と比べて特に保護猫活動が活発で、猫だけでなく犬も同様に保護しています。小さな子供まで猫を慈しむ市民性の根っこには、宗教だけでは語れない何かがあるのかもしれません。