暑さが日増しに厳しくなる季節でも、涼やかなグリーンカラーで、日々の暮らしに癒しや安らぎを与えてくれる観葉植物。

種類によっては、水挿しで簡単に増やして楽しむことができます。

今回は人気の観葉植物のなかから、水挿しで簡単に増やせる種類をご紹介。あわせて水挿しの手順や植え替えのコツも解説してきますので、剪定などで不要な枝が出たときはぜひ水挿し栽培にチャレンジしてみてくださいね。

観葉植物を水挿しで増やす方法

水挿しに適した時期

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VICHAILAO/istockphoto.com

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多くの観葉植物は春と秋に大きく成長し、冬は成長を止めて休眠期に入ります。

よって水挿しに適しているのは、株が元気な状態の春と秋。植物が育ちにくい真夏や冬の時期は、新しい根を出さないこともあるため注意しましょう。

水挿しの基本の方法

  1. 状態の良い茎を選び、下の葉(水に浸かる部分)を落とす
  2. 水を入れた容器に茎を入れる
  3. 直射日光が当たらない明るい場所で管理する
  4. 1~2日に一度を目安に水を取り換え、雑菌が増殖しないよう容器も洗浄する

水挿しに使う容器は、発根の状態が分かりやすいようガラスなどの透明容器で管理するのがオススメ。早く根を出したいときは、市販の発根促進剤を使用しましょう。

植え替え

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Regina Burganova/istockphoto.com

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茎からたくさんの発根が確認できたら、鉢に植え替えてみましょう。

植え替えも生育期におこない、用土は肥料が入っていない赤玉土を使用します。というのも、水で育った根は非常にデリケート。いきなり肥料入りの培養土に植えてしまうと、強い刺激で弱ってしまうことがあるため注意が必要です。

水やりの頻度は、植え替え直後はたっぷりと、根付くまでは土の表面が乾きそうなタイミングでおこないましょう。

水挿しで増やして楽しめる〈オススメ観葉植物6選〉

〈オススメ 1〉モンステラ

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Zaitsava Olga/shutterstock.com

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切れ込みが入った大きな葉がトレードマークのモンステラ。生命力が非常に強く、初心者でも育てやすい観葉植物のひとつです。

水挿しをするときには節の少し下でカットし、樹液を洗い流します。節についている気根は取り除かず、そのまま水に挿しましょう。樹液が手につくとかぶれることがあるので、作業はゴム手袋をはめておこなってください。※参考価格:3000~5000円(5号鉢)

〈オススメ 2〉ポトス

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P_WON/shutterstock.com

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ポトスはハート型をした色鮮やかな葉が魅力のツル性植物。鉢植えだけでなく、吊るして飾るハンギンググリーンとしても楽しまれています。

水挿しで増やすときは節の少し下、または節と節の間をカット。茎の長さは5~15センチがベストです。直射日光に当てると葉焼けすることがあるので気を付けましょう。※参考価格:2000~3000円(5号鉢)

〈オススメ 3〉ドラセナ

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Gheorghe Mindru/shutterstock.com

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ドラセナには「幸福の木」や「ミリオンバンブー」、「トラノオ」などさまざまな種類がありますが、そのほとんどが水挿しで増やすことが可能。

茎や枝を水に浸ける際には、切り口ができるだけ広くなるよう斜めにカットしましょう。葉が大きなタイプは葉の先端部分から1/3~半分ほど切り落とし、葉からの水分の蒸発を防ぐと発根しやすくなりますよ。※参考価格:2000~5000円(5号鉢)

〈オススメ 4〉アイビー(ヘデラ)

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Caterina Trimarchi/shutterstock.com

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観葉植物としてはもちろん、庭や花壇、寄せ植えでも大活躍するアイビー(ヘデラ)。

手のひらの形をした愛らしい葉をもつツタ植物で、強靭で育てやすい性質をもっています。

水挿しするときは、ツルを長めにカットして下の葉を落とすだけでOK。発根率が高いので、水差しデビューにもオススメです。※参考価格:200~500円(3号ポット苗)

〈オススメ 5〉アンスリウム

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Olla Yakovleva/shutterstock.com

赤やピンク、白や紫など、花のように色づく仏炎苞(ぶつえんほう)を楽しむアンスリウム。

観賞価値が高く、部屋のオシャレなアクセントとして人気の観葉植物です。水挿しにするときは、株の根元に近い場所をカットしましょう。

葉の重みで容器が倒れないよう、底が安定している容器の使用をオススメします。※参考価格:3000~5000円(5号鉢)

〈オススメ 6〉ペペロミア・サンデルシー

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Anastasia Kozhevnikova/shutterstock.com

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ペペロミア・サンデルシーは、複雑な模様が入った丸い形の葉と赤い茎のコントラストが美しい植物。別名「スイカ・ペペロミア」とも呼ばれています。

水挿し方法は、5~7センチほどに切った茎を水に挿す方法と、水を張った浅い皿などに葉を置く方法の2つ。

皿を使う場合は葉が水に浸かってしまわないよう、皿の縁に葉を出した状態で発根させましょう。※2000~4000円(5号鉢)

まだある!水挿しを楽しめる観葉植物

観葉植物の種類によっては、水挿しで簡単に増やすことができます。本記事で紹介したもの以外でも、シュガーバインやルビーネックレス、ベンガレンシスなども水挿しで増やすことが可能。

観葉植物が大きくなり過ぎたとき、また樹形が乱れたときなど、剪定で不要な枝が出たときにはぜひ水挿し栽培にチャレンジしてみてくださいね。

LIMO編集部