40歳代の平均的な食費はいくらか

では、食費は平均でいくらぐらいかかるものなのでしょうか。

今回は一例として、40歳代の「二人以上世帯」の食費を紹介します。

総務省の「2022年家計調査 家計収支編」によると、40歳代二人以上世帯の平均的な食費の月額支出額は以下のとおりでした。

40歳代(二人以上世帯)の食費

  • 40~44歳:8万3398円
  • 45~49歳:8万3368円

※同資料の食費には外食や給食費も含まれます

ちなみに、単身世帯では2022年10~12月における35~59歳の食費が公表されています。

こちらによると、平均的な食費は4万4701円。ここには外食費の1万1723円が含まれます。

もちろん家族の人数や居住地、生活リズムなどでも大きく異なるので、あくまでも参考程度としましょう。

「我が家の食費はかかりすぎ?」と疑問に思う場合は、まずは平均と照らし合わせて考えてみるのもひとつです。

続く値上げラッシュ。節約と賢い家計管理で乗り切ろう

本記事では、2023年の値上げラッシュの動向とともに、8月に値上げされる食品について紹介していきました。

8月の値上げした品目数は「1102品目」で、前年の8月と比較すると1400品目減少しており、今年の1月以来7ヶ月ぶりの前年同月を下回る結果となりました。

2023年8月に値上げされた食品の特徴として、乳製品や調味料類、シリアル製品など、多方面にわたる分野が値上げされています。

今後もしばらくは値上げが予想されることから、より一層節約や家計管理が求められるとうかがえます。

8月は何かとイベント行事が多く、ついついお金を使いすぎてしまいますが、お金を使う際は今一度家族で相談しながら、賢く買い物ができると良いでしょう。

参考資料

太田 彩子