自由な老後生活に憧れている方は多いかと思います。

贅沢なお食事や旅行や買物など、現役時代に一生懸命働いてきた分、老後は自由な生活を送りたいですよね。

ただ、老後の収入の柱は公的年金の方が大半です。

今日、8月15日は年金支給日ですが、みなさんは自分がいくら年金がもらえるか知っていますか?

現役時代の収入や働き方によって、年金を受け取れる額には個人差があります。

長く働き・多く稼いだ方のほうが年金は多くなります。

ですので、年金生活を送る時に「年金だけでは足りない」という状況にならないように、準備をしておく必要があります。

今回は、今のシニア世代の平均年金受給額を見ていき、老後の生活のイメージを掴んでいきましょう。

1. 国民年金と厚生年金の仕組み。2023年度は68歳以上で1.9%の増額へ 

出所:日本年金機構「国民年金・厚生年金保険 被保険者のしおり」(令和4年4月)・厚生労働省「日本の公的年金は『2階建て』」をもとにLIMO編集部作成

日本の年金制度は「2階建て」といわれており、国民年金と厚生年金の2種類となります。それぞれの特徴をみていきましょう。