大阪府北東部に位置する、人口約40万人の街・枚方市(ひらかたし)。俳優の岡田准一さん、ドラゴンボールでベジータの声を担当している堀川りょうさん、櫻坂46の田村保乃さんなどの出身地です。
市内には「ひらパー」の愛称で親しまれているひらかたパークがあり、一度も取り壊されていない遊園地のなかでは日本最古。夏休み中は、地元民と観光客でとても賑わいます。
今回は、そんな枚方市のあるあるネタをいくつか紹介!地元の方も、これから枚方市を訪れようと計画している方も、ぜひ最後まで読んでみてください。
枚方市あるある1. たまに「まいかたし」と読み間違えられる
文字だけを見ると、「まいかたし」と間違えられることがある枚方市。数年前、とある政治家が枚方市を「まいかたし」と読み間違えて話題になりましたよね。
「枚方」という地名の由来は明らかになっていませんが、奈良時代に成立した古文書『播磨国風土記』のなかには、「河内国茨田郡枚方里」という地名が登場しています。
また、「淀川水系の平らな潟に開けた所」「平らな地方」といった意味もあるのだとか。地図を見てみると、確かに京都府と大阪府の境目である枚方市の場所が開けているようにも見えます。
ちなみに枚方市公式サイトでは「マイカタちゃいます、ひらかたです。」と題し、日本全国で枚方を正しく読める人がどこに分布しているのかを調査した地図が掲載されています。
「まいかた」以外にも「まいほう」「まきかた」など様々な読み方が登場しているので、ぜひ覗いてみてください。
枚方市あるある2. 夏は全国最高気温をマークすることがある
毎年夏になると、今日日本で最も暑かった地域はどこなのか気になることがありますよね。よく上位にランクインするのは、埼玉県熊谷市や福井県小浜市などでしょうか。
実は枚方市も日本有数の高温地域で、2023年7月28日時点での同年の全国最高気温である39.8℃をマークしました。
枚方市の広報によると、枚方市の夏の暑さの理由はヒートアイランド現象と地形によるものだとか。
大阪市内のヒートアイランドで温まった空気が海風により枚方市までやって来ること、生駒山系に温まった空気がぶつかって枚方市周辺に滞留しやすいのが原因だそうです。
猛暑日はなるべく外出を控え、どうしても外出する必要がある場合は熱中症対策を万全に整えておきたいですね。