枚方市あるある3. 「枚方出身です」と言うと「ひらパー?」と言われる

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枚方市内には、「ひらパー」の愛称で親しまれている遊園地「ひらかたパーク」があります。1910年(明治43)に京阪電車が開通したのに合わせて開園し、一度も取り壊されていない遊園地のなかでは日本最古の歴史を誇ります。

ひらパー兄さんが登場するインパクト大な広告が印象的で、ネットを中心に度々話題になっていますよね。

あまりにインパクトが強く、「枚方出身です」と言うと他の地域の人からは「ひらパーがあるところだっけ?」と言われることもあります。

2023年夏のプールのCMでは「腸腰筋」というワードが何度も登場するので、ぜひチェックしてみてください。ひらパー兄さん(岡田准一さん)が主演を務める作品のパロディポスターも見逃せません。

観覧車やジェットコースターなどのアトラクションも充実しており、大阪府内の人気はUSJに次ぐトップクラスという声も。今年の夏は、ひらかたパークへ遊びに行くのも良いかもしれませんね。

枚方市あるある4. 「樟葉」と「楠葉」が混在している

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枚方市内には、「樟葉」「楠葉」という地名があります。どちらも読み方は同じで、「くずは」と読みます。

「樟葉駅」や「楠葉中央公園」のように施設名よって使われる漢字が異なり、2つの漢字表記が混在しているのが枚方市の現状です。

一説によると、「樟葉」と「楠葉」の違いは施設が建設された時期と言われています。古事記・日本書紀の時代から昭和にかけて、「樟葉」と「楠葉」は何度か入れ替わっているようです。

一例を挙げると、明治22年に楠葉村と船橋村が合併し、樟葉村が生まれました。その後昭和13年に枚方町と合併するまでの50年間に建てられたものは、「樟葉」と表記されていたとのこと。

昭和13年の枚方町との合併以降、中学校は「楠葉」という表記が使われています。少しややこしいですが、「樟葉」と「楠葉」の違いには地名表記の変化が反映されていたのですね。