餅の形や出汁の味など、東西の料理にはさまざまな違いがあります。

交通機関の発達により地域間の交流が簡単になったり、インターネット・SNSの普及により遠方の情報が容易に手に入るようになったりしているとはいえ、現在も地域ごとの個性はしっかりと残っていますよね。

そこで今回は、関西人が全国共通と思いがちな「料理あるある」をいくつかピックアップ!

関西人がなんとなく共感できそうなネタはもちろん、夏休みにの関西旅行に役立つ情報も紹介しています。

友人・家族との話題作りや、2023年夏の旅行の参考に、ぜひ最後まで読んでみてください。

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関西あるある1. ソースを料理にあわせて使い分ける

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関西の家庭でよく見かける光景のひとつに、ソースを料理にあわせて使い分けることが挙げられます。

お好み焼きにはお好みソース、たこ焼きにはたこ焼きソースと、専用のソースを使う場面がよくありますよね。

スーパーのソースコーナーに目を向けると、他にもウスターソース、とんかつソース、焼きそばソースなどソース類がズラリと並んでいます。

さらに同じソースのサイズ違いを陳列しているお店もあり、こげ茶色のボトルが棚一面を覆う様子は圧巻です。

各家庭の冷蔵庫には、数種類のソースが常備されていることがよくありますよ。

ちなみに関東をはじめとした東日本だと、「中濃ソース1本あれば十分」との声があるほど中濃ソースが主流です。

関西あるある2. ネギは青い部分を使う

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うどんやラーメンのトッピングでよく見かけるネギ。じつは関西ではネギの青い部分、関東では白い部分を使う傾向にあります。

農林水産省によると、500品種以上あるネギは白ネギの加賀群と千住群、青ネギの九条群の3群に分けられるとのこと。

そして加賀群と千住群の品種は東日本、九条群の品種は西日本でよく栽培されているそうです。

産地の違いが、ネギの使う部分の違いにも影響を与えたのかもしれませんね。余談ですが、現在は輸送手段の発達により、関西でも関東の白ネギを見かける機会がよくありますよ。