「孤独感をしばしば感じる」男性の方が多い傾向に

内閣官房孤独・孤立対策担当室 「人々のつながりに関する基礎調査(令和3年) 調査結果の概要」では、女性に比べて男性の方が孤独感を抱いているというデータが提示されています。

上記のグラフを参照すると、孤独感が「しばしばある・常にある」と回答した人の割合は80歳代以上をのぞいて全ての年代で男性の方が女性よりも高いという結果になりました。

特に20歳代に加えて、30歳代の男性は他と比べて孤独感が「しばしばある・常にある」人が女性に比べて多いようです。

そして、歳を重ねてもその傾向は変わらず、シニア世代になっても男性の方が女性よりも「しばしば・常に孤独感を抱いている」人が多いです。

孤独感を少なからず感じている人の割合自体は男性よりも女性の方が高いものの、強い孤独感、あるいは日常的な孤独感を抱きやすいのは男性という見方もできるのかもしれません。

おひとりさま男性のまとめ

おひとりさまの満足度は男女によっても異なります。

本記事で見てきたように、女性の方が男性よりも「結婚しない」という生き方が向いている人が多いと解釈できるデータも少なくありません。

結婚で得られる“モノ”もありますが、独身だからこそ得られる“モノ”も多くありますので、そうした“モノ”を見失わないようにしてみてください。

参考資料

西田 梨紗