建売住宅の不満点1:間取りに制限がある

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こちらのご夫婦の場合、土地が細長いために間取りに制限があり、好きな家具を配置することが難しく、思うようなインテリアにならないことを不満に感じているそうです。

間口が狭い細長い土地に建つ建物は、どうしても長方形の形状になってしまいがちです。

そのため部屋の配置や動線にも制限があり、細長い部屋がつながった間取りになってしまうことがほとんどです。

したがって設置したい家具がある場合には、内見時に部屋の大きさや形状を実測して、あらかじめ家具のレイアウトを考えておく必要があります。

建売住宅の不満点2:来客時に洗面所やトイレが使用しにくい

玄関前に洗面所とトイレがあるので、来客時に気をつかうことが多い点も不満点として語られました。

玄関近くに洗面所やトイレのある間取りは、狭小住宅ではよくありがちです。

リビング付近にトイレや洗面所があると音が気になってしまいがちですが、玄関であればそれほど気にならないことが多いからです。

しかし突然の来客があった場合に、玄関の様子を気にしながらトイレや洗面所を使用するのはストレスになりがちなので、玄関での長時間の立ち話は避けたいものです。

したがってトイレや洗面所の位置については、それぞれの家族の生活スタイルを良く考慮した上で、ベストな選択をすることが大切です。

建売住宅の不満点3:床が変色しやすい

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南向きの部屋の日当たりが良好過ぎて、床が変色しやすくなってしまう点も悩みのたねです。

住まいのプランニングを行う際には、居室は一般的に南向きの日当たりが良い場所に配置します。

しかし、フローリングなどの床材は長時間紫外線を浴びることで、変色やひび割れを起こすことがあります。

特に窓際は直射日光があたって日焼けし、早期に色あせしやすいため、遮光カーテンやブラインドなどで遮るようにすることが大切です。

建売住宅の不満点4:冬場は北向きの部屋が寒くて仕方がない

「親の同居を見越して和室のある家を選んだが、北向きの部屋なので冬場はとにかく寒くて仕方がない」と語ります。

1階に高齢者向けの和室を設ける場合には、LDKを南側に配置するため、必然的に和室は北側になることが多くなります。

そうなると夏は涼しくても、真冬の寒さは非常に厳しくなってしまいがちです。

したがって現場を内見する際には、方位磁石やスマートフォンのアプリなどを使って必ず方位を確認しておきましょう。

そしてやむを得ず北側に和室が面している場合には、なるべく冬場の日中はリビングで過ごしてもらうようにすると共に、リフォームで内窓を新設したり、電気カーペットを使用したりする方法があります。