建売住宅の不満点5:部屋中が延長コードだらけに
部屋の四方の壁面にコンセントがバランスよく配置されていないので、部屋中が延長コードだらけになってしまったそうです。
建売住宅は特定の方をターゲットとして設計するわけではないので、そこに住む人が使用する家具や家電を、事前に想定するのが難しいといえます。
また長く住むことに伴い、使用する家電が増えてしまうこともあります。
タコ足配線は危険で見栄えも良くありません。
そのため現地に下見に行く際には、あらかじめ使用する家具や家電のレイアウトを考えて、必要なコンセントの数が不足していないかどうかをチェックすることが大切です。
建売住宅の不満点6:クローゼットの奥行きが不足していた
クロゼットの奥行きが不足していたため、お気に入りの桐ダンスがクローゼット内部に設置できなかったことも不満ポイントとしてあげられています。
建売住宅の一般的なクローゼットの奥行きは60cmですが、内寸では50cm弱になってしまいます。
したがって、クローゼット内部に設置する予定のタンスや収納ボックスなどがある場合には、必ず事前に見地でサイズを実測しておく必要があります。
建売住宅の不満点7:バルコニーが狭くて必要な量の洗濯物を干すことができない
バルコニーの広さについては下見の際に見落としてしまうことが多いのですが、建売住宅では奥行(内法)が70cm程度しかないことも少なくないので、下見の際には忘れずに確認しておく必要があります。
とくに都会の狭小地に建つ建売住宅の場合には注意が必要です。
建売住宅での内覧ポイントまとめ
建売住宅は間取りや設備、仕上げ、立地条件などがあらかじめ決まっている点がメリットです。
入居後の生活を想定した上で、自分なりの要望をはっきりしておけば、後悔することなく満足度の高い住まいを手に入れることができます。
したがって、現地に下見に行く際にはあらかじめチェックポイントを明確にしておき、それらを漏れなくチェックすることが大切です。
参考資料
亀田 融